亜咲花5周年ライブ 感想

亜咲花 5th ANNIVERSARY LIVE ~Thank you sooooo much!!~

2021/10/26、5周年を迎えた亜咲花、その集大成はこのライブをもってほぼ完結した。

このブログではファン目線で独自解釈をいれつつ、セトリの意味を読み解いていけたらと思う。

計の秒針の音から始まったこのライブ。 最新リリースのBELIEVE MYSELFからだんだんさかのぼり 2ndシングルEdelweissでみんなの気持ちがエモくなったところで亜咲花が登壇。

オープニングパート

Open your eyes Play the game 月晕谭-lunaring-

Open your eyesからの始まりは解釈一致で思わずニヤけてしまった。 最近というか、有観客で歌ってなかったのはこのためだよね。 Play the gameも久々、ほんとにいつぶりだよみたいな感じ。 でも、身体にしっかり染み付いてるからC前のキモいイントロで身体がくねくねしてた。 そして飛ポ(飛びポイント)でみんな飛んでてて今日の亜咲花は一味も二味も違うなってのを確信。

強烈なつなぎだったのが 月晕谭-lunaring- (げつうんたんって読みます) これがめちゃくちゃキレイなつなぎだった。

ここでのMCに入るのだが、驚いたのはMCの短さ。 飛ばしすぎ、競馬なら中距離レースを1000m57秒で駆け抜けてた。 ハイペースすぎる、危険とすら思えた。

そして【殺人セットリスト】へ

殺人セットリスト

KILL ME One More Time ? GET DOWN SCREEEAM!!! Round of new thing

Kill ME One More Time?を入れるならvalkyrie PARTYじゃね?っておもったけど ここでしか、亜咲花のダークネスな部分を出せるところがなかったのだろう。 ここでvalkyrie PARTYを出すとRound of new thingへのつなぎがおかしくなる。

いかんせんこのKill ME One More Time?は他の殺人曲と比べてやや大人しいので ここでズッコケた人も少なくはないと思った。

そしてそのままダークネスなロックへ GET DOWN SCREEEAM!!! を続けて披露。文句がない、喉が戻った亜咲花はこれくらい余裕なのだ。 これが本調子。ら行巻き舌選手権が開催されたら亜咲花が一番だよ。

GET DOWNのテーマが「怒り」 SCREEEAM!!!のテーマが「喝入れ」 こっちも思わず「負けらんねぇだろ」と思わず握る拳も固くなる。

そして久々こんにちはRound of new thingライブハウスだからできた、センステからミラーボールが降りてくる演出には思わず涙。 会場が大きくなればできることも、やれることも増えていくのを実感。

Dancing with you. I'm happy best 素敵な顔で笑ってよ 回るミラーボールとライト 悲しい なんて吹き飛ばせ!

世界はコロナでも、今この空間だけは我侭パーティーなんだよ

カバーパート

Sincerely(カバー) Snow halation(カバー)

Sincerely亜咲花が凄いっていうかTRUEがすげぇってなってた もちろん亜咲花も声量おばけだけどTRUEはその上をいってるんだとわかってしまった。 もちろん自分の曲じゃないから得手不得手、歌ってる回数も段違いだから 単純な比較にはならないけどそれでもはっきりとTRUEが凄いと思ってしまったな。

Snow halationは「あぁ俺μ's好きだったな」って思い出せた。 ところどころに振り付け入れてくるところとかでリスペクトを感じやした。 曲のカバーが毎回ストレートでど真ん中に来てくれる亜咲花が個人的には結構好きです。

そして緊張からいちごとりんごしか食べられなかったMC 最初のアニサマぶりなのでは?その緊張は。 そりゃそうか、自分の歌で5年かけてどれだけ人が集まったのかが露骨にわかってしまう。 しかもめちゃくちゃ気合入って準備してたしね。 大丈夫ファンはみんな楽しんでたよ。

キャンプパート

SHINY DAYS Isn’t It Fun? Turn Up The Music

キャンプタイム、全部アニタイでセトリを構成しても強弱をつけられるのが亜咲花アニタイの強さ。 キャンプはいうなればバラードパート。 幾度となくみんなと盛り上がったきたこのSHINY DAYSは、林間学校のキャンプファイヤーのよう。 Isn’t It Fun?ではゆるキャン△を振り返る曲で使われていたように 「亜咲花の5年間ってこんな感じだったよね!」と言わんばかりに抑揚をつけて歌いこなしていく。 Turn Up The Musicアニタイではないものの、SHINY DAYSと同じ作編曲陣という知っている人からするとニクい演出。

感謝と覚悟のパート

Marine SNOW My Love CITYSCAPE

このパートで素晴らしいMCが飛び出した。 「時代は今、アニソン戦国時代と呼ばれるほど厳しい時代にあります。 声優さんは、可愛いし・演技もできるし・歌って、踊れる。それでもアニソンシンガーにしか魅せられない世界があると私は信じています。」

ずっと不思議だった、大御所・先輩のアニソンシンガーともっと関わりを持っても良いんじゃないかと。

でも違った気がする、声優がいる場所にどんどん顔を出してアニソンシンガーっていう職業がいることを伝えて、アニソンシンガーという職業そのものを宣伝してたんじゃないかって。 その結果が二階席が声優だらけになるというとんでもない事態だった。 熊田茜音、小山百代、吉岡茉祐富田美憂黒木ほの香飯田里穂などなど  #亜咲花5周年ライブ で出るから調べてみて。

中には声優ソロで活躍してる人もいたし、作曲家とか他にも業界関係者もいっぱいいたんだろう。 それで、このMCはもうなんていうか感無量だった。

この「アニソンシンガーにしか魅せられない世界があるよね」

に似たようなことは自分含めてアニソンシンガーが好きな連中はみんなずっと言ってる。 でもそれがアニソンシンガー側から出てくるとは思わなかった。

そしていつものことながら応援してくれる両親に感謝を忘れない心 普段どんなにおちゃらけていてもこういうところで根が真面目でいい子なんだな ってのが伝わってくるのでとても好きです。

長くなりましたが、もしかしたら敵だらけになるかもしれない関係者まみれの中で

Marine SNOW⇛My Love⇛CITYSCAPE 亜咲花のファンたちへの”好き”という気持ちが全開で表れるパートだった。 みんなと楽しむというより私の歌を聞いてって感じ。

Marine SNOWは覚悟 My Love亜咲花からの好き CITYSCAPEは純愛 やっぱり何度も思うけど本調子に戻った亜咲花は表現力のレベルが桁違いに高い。 一つ一つの音への感情が強く出てるよね。

はっちゃけパート(殺人セットリスト2号)

Ready Set Go!! 歌え踊れ、乙女は強し。 Party Fever Night!! Last Friday Night

最後ははっちゃけたね、バカ楽しかった。

Ready Set Go!!はCメロで声出すパートがあるのを確認したのと、2022年へ向けて準備完了といったところでしたね。 コロナ、ポリープ明けからのもう一度仕切り直しっていう決意表明みたいな曲だった。

Party Fever Night!!は絶対ライブ楽しいやつやんと思って、案の定楽しいから神です。 (NO MORE PEAKY MODEもそろそろお願いします。)

Last Friday Nightでもう一回感謝の曲もってくるのあまりにも優しすぎる。

エモパート

Edelweiss Bravery Song

さぁラストパート。 ただただ、エモい、Edelweissだった。

今までのEdelweissの特殊イントロはインストを長めにとるやつだった。 (インストの10秒を1回入れてからif  as Edelweiss~♪)

今までのも、もちろんいいしこれを超える演出なんて考えもしなかった。

でもさすが推しメン、変化をつけてきてくれる亜咲花が本当に嬉しかった。 アカペラインは”表現者”じゃなければただのそれっぽい雰囲気で終わってしまう、0秒イントロは諸刃の剣だからね。

そもそもこの曲のためにこの5周年ライブはあったといっても過言じゃなかった。

僕だけの傷じゃないよ 大切なものがあるんだ また見えた希望にいま 走り続ける

 

 

 

 

例えば、偉大な先輩鈴木このみDAYS of DASHであったように、その背中を追う曲はこのEdelweissなのだろう。

そんなこと考えてたらやっぱり泣いちゃったよね。 俺にとっても大事な曲で、進路を決めたときの曲だからさ。 Edelweiss花言葉は『大切な思い出』『勇気』『忍耐』そして『大胆不敵』

もうアニソンシンガーになることの決意、ポリープとの戦いからの復活と 一連の流れとMCまでこのEdelweissで全部入り。 この曲が最後にくるだけですべてまとまっているようにすら見えてくる必殺曲だよ。

最後のBravery Song 俺含めファンは亜咲花の歌をずっと待ってた。 これからも亜咲花の描く、色んな夢の景色を共有させてください。

センステからの戻り際、最後の涙には思わずおかえりという言葉がこぼれました。

気になったとこ・自問自答

なんか引っかかったとこ羅列。読まなくても良いです。不快になる可能性があるので。

・開幕をもう少しきれいにしてほしい。 やっぱりライブの大事なとこっていうか、ここでスタートダッシュが決まるかどうかでそのあとの場の雰囲気も変わると思うので。

今回で言えばopen your eyesが始まる前に一瞬音の空白を作っても演出に不都合はなかったと思う。

俺たちのファンの責任もあるけど 亜咲花のファンはいい意味でも悪い意味でも大人しいのと、このご時世のせいで着席⇛スタンディングまでにややごたつく。 次回からは率先して立つようにしようと思いました。

そんだけ。

・BELIEVE MYSELFを入れなかった理由だけとても気になってます。 ・志倉千代丸サウンドが少なかったのは最近めっちゃ歌ってたから?

・全然関係ないと思うけど、Bravery Songがこの曲に曲調・歌詞が似ててすごい好きなんよな。

まとめ

これだけの声優・関係者が亜咲花の5周年をお祝いに来てくれたこと、それにきっちりパフォーマンスで応えたこと。 最低でもシングルから1曲づつ持ってきて曲を大事にしてくれたこと。 絶対に両親への感謝を忘れないところ。 すでに5年先、10年先を見据えた動きをしようとするアクティブなところ。

トータルでやっぱり亜咲花が好きです。今年もよろしくおねがいします。

P.S アニソンシンガーオンリーのフェス期待してます。