蹄鉄つけて舞台に上がったらスタァライトされた
アニサマでさーウマ娘の待遇に苛ついてスタァライト外出てて見てなかったし、アニメもなんか途中で止めててなぁなぁにしてたんだけど流石にみんなが見ろ見ろ言うから見たらまーーいい作品で
具体的に好き好きポイント挙げると
1.曲の良さ
2.ラブライブ!を土台にさらにステップアップさせたアニメ構成
3.キャラの独特さ
かな。
(自分の好きを明確にさせるために長々となんか書いてるんでライブの所感が知りたい人はスクロールしてください)
1.曲の良さ
に関しては言わずもがななので聞いてください、楽曲解説できるほどの音楽知識がないのが悔しいです。僕のイチ押し曲は『花咲か唄』『誇りと奢り』です
2.ラブライブ!のときに「突然歌うよ!」ってあったやん、みんなあれでバカにしてたし後付でミュージカルだからいいみたいになってたけどそんなわけないよ。だったらユメノトビラとか作るために話数割く理由がない、ラブライブ!の本質は曲を作るために起こる事象が見るべきポイント。
で、それを踏まえた上でブシロードがちゃんと作りたかったのが舞台を基調としたミュージカル作品ってのが多分「少女歌劇レヴュースタァライト」
でも「突然歌うよ!」ってのは流石にもったいないからちゃんと
「戦う理由」
3にもつながってくるけど「キャラの独特さ」
「舞台ってなに」
にちゃんとつながっていく。だからこの作品はアニメの構成としてもすごい綺麗にまとまってるし基本の起承転結が守られてる作品なんだよね、それていうのはいわゆる神アニメの部類に入っていけると自分は思います。
で
3.キャラの独特さ
これは一見見逃しがちだけどこの作品は主人公がいない。もちろん華恋の視点で話が進むから一見主人公に見えるけどそれは進行上の都合であってそれが主人公である理由にはならない。大場なな、神楽ひかりが主人公にもそれこそ他のキャラが主人公にも全然見れるからね。
先にも挙げたけど「戦う理由」がみんな明確(一部あとから戦う理由ができる人はいるけど)だからどういうふうに見ても帰結が綺麗。
モブを作らない、舞台のセンターは一人だけどそれを取り巻く人間はモブじゃない。これができるのは舞台の上だけだからこの作品はほんとにすごいと思います。
これらを踏まえた上で2ndのライブの素晴らしさを書き起こす。
新曲が5曲あったね、昔FLOWが「新曲2曲もってきちゃいました~~~!!!」でゲラゲラ笑ってたけどそれの比じゃなかったね。
スタリラ鬱病ソングこと『ディスカバリー!』がやっぱりなんだかんだ好き、サビ前の「みんなで行くよみんなで飛ぶよ123!」がほんとに好き。”個”が強調されるアニメだからこそこういう一体感のある曲って輝きを増すよね。
で、レヴュー再現か。
これはもうねぇほんとに『誇りと奢り』と『花咲か唄』なんだよ。
『誇りと奢り』が好きなのは単純に強キャラが好きだから。かっこいいでしょ、俺は弱者が成功するサクセスストーリーより強者の強者であるが所以みたいな話のほうが好きだから例えばウマ娘ならシンボリルドルフが好きだよ。
天堂真矢
「月の輝き、星の愛。数多の光、集めて今、貴方の心に届けましょう。99期生主席天堂真矢今宵、煌めきを貴方に」
かっこよすぎでしょ…自然界における夜に輝くすべての光を見ているあなたに全部捧ぐんだよ?やばない???好きになるでしょ。
愛城華恋
「星屑溢れるステージに、可憐に咲かせる愛の花。99期生愛城華恋。
みんなをスタァライト、しちゃいます!」
これもすごいよね、飛び入り参加が主席と同じようなセリフを言うんだから。でもこっちのほうが範囲が広義、このへんが思考の分かれ道。
『誇りと奢り』のタイトルの意味はおそらく
真矢の誇りと華恋の奢り
ポジションゼロには、主席のワタシだけだという誇り
ポジションゼロには、一緒に立とうという奢り
そしてこの話が3話ってのもすごい大事なこと。起承転結の承の部分がここなんだよ。スタァライトというアニメの承の部分がここ。だからこの曲は強い。
曲的に言うと2番終わりのギターサウンドがむっっっっっっちゃ気持ちいい
追いかけ続けてきた双葉と
追われることが当たり前でその地位に慢心した香子っていう
荒野に咲くたんぽぽと温室育ちのバラみたいなの、こういう対比の構図はアニメにおいてとっても大事です。マークソポイントも高い(根が百合厨だからってのも1割くらいはある)
このライブを通して天堂真矢役の富田麻帆さんが大好きになりました。舞台であれだけの声量を発揮できるのは強みすぎると思います。(顔も好き、キャラも好き)
まとまりがないですけどこのへんで